日本歴遊記vol.6
#歴遊旅 #三嶋大社 #鰻 #源頼朝 #静岡
源頼朝が崇敬した東海随一のパワースポットへ歴遊旅をしてきました。
鎌倉から電車で約1時間半、水の都「三島」へ。
「湧水は三島の宝」と言われるほど街中をせせらぎが流れています。
三島を歩き、源頼朝に思いを寄せながら、三島大社、そして、鰻の名店へ向かいます。
伊豆国と源頼朝
源頼朝ファンならご存知、伊豆国は源頼朝が配流となった地。
1159年、「平治の乱」で源義朝(頼朝の父)が平清盛と争い敗れます。
1160年、源頼朝は、命は救われ、伊豆国蛭ヶ小島に流刑となります。
国力は低いところでしたが、温暖な気候で自然豊かな伊豆で頼朝は、20年近い時を過ごし、その暮らしの中で、北条時政の娘「北条政子」と出会い、結婚しました。
頼朝31歳、政子21歳の年の差婚!!
そして、この地で頼朝の人生が大きく動き出すのです。
1180年、頼朝は、源氏再興の旗揚げをし、平家討伐に向けて始動します。
三嶋大社で戦勝祈願をしたと伝えられています。
源頼朝ゆかりの三島大社を目指す前に楽しみのお昼。
鰻の名店「桜家」
腹が減っては歴遊できぬという事で、さっそく腹ごしらえ。
三島といえば鰻が有名です。
鰻は三嶋大社の神使(しんし)なのです。
三島では、江戸時代まで鰻は神聖化されていて食すことは御法度だったようです。
※神使とは、神に先駆けて現れたり、神意を知らせるためにヒトと接触する者と考えられる特定の動物の事。
三嶋大社について
▼御由緒
創建の時期は不明ですが、古くから三島の地に鎮座。三嶋神は、東海髄一の神格と考えられてきました。中世以降、源頼朝が深く崇敬し、源氏再興を祈願しました。源頼朝の旗揚げ成功により、武門武将の崇敬があつくなりました。伊豆国一宮として三嶋大明神は、天下に広まっていきました。
御神木「金木犀」
樹齢1200年を数える御神木は国の天然記念物に指定されています。
開運「香り守」
金木犀の香りのするお守りです。
御祭神
御二柱の神を三嶋大明神と総称しています。
①大山祇命(おおやまつみのみこと)
②積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)
①は、山林農産の守護神
②は、恵比寿様(大黒様の息子にあたる)で福徳の神
御利益
商売繁盛、家内安全、交通安全、厄除け
神使
三嶋大社の神のお使いは、「鰻(うなぎ)」
三島巡り。
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